議事録AIツールおすすめ比較5選【2026年版】自動文字起こし・要約まで

議事録・文字起こしAI

会議のたびに議事録作成に30分かかっていませんか?録音を聞き直し、発言を書き起こし、要約して共有する——この作業を毎回手動でこなしていると、1ヶ月で何時間もの時間が消えていきます。

AI議事録ツールを使えば、会議終了後ほぼ自動で文字起こし・要約・アクションアイテム抽出まで完了します。2026年現在、選択肢も大幅に広がっており、日本語対応の精度も飛躍的に向上しました。

この記事では、実際に使ったうえで厳選した5つのAI議事録ツールを徹底比較します。


この記事でわかること

  • 議事録AIツールの選び方・比較ポイント
  • Notta・Otter.ai・tl;dv・Fireflies.ai・Microsoft Teams組み込み機能の特徴と料金
  • ツール同士の比較表(日本語精度・Zoom連携・無料プランなど)
  • 自分に合ったツールの選び方

議事録AIの選び方

「とりあえず無料のものを使えばいい」と思いがちですが、議事録AIは選び方を間違えると「文字起こしの精度が低くて結局手直しに時間がかかる」「使っている会議ツールと連携できない」といった問題が起きやすいです。

以下の3つの観点で選ぶと失敗しにくいです。

日本語精度を確認する

議事録AIの品質を左右する最大の要素は、日本語の文字起こし精度です。英語ベースで開発されたツールは、日本語の認識精度が低かったり、固有名詞や専門用語を誤認識しやすい傾向があります。

日本語精度を確認するポイントは以下の3つです。

  • 専門用語・社名の認識率: IT・医療・法律など業界特有の用語をどれだけ正確に認識できるか
  • 話者の識別精度: 複数人の会話で話者が正しく区別されるか
  • 句読点・改行の自然さ: 文章として読みやすい形に整形されるか

日本語会議が中心であれば、日本語特化または日本語対応に力を入れているNottaが最有力候補です。

使っている会議ツールとの連携

議事録AIの利便性は、Zoom・Google Meet・Microsoft TeamsなどのWeb会議ツールとの連携によって大きく変わります。

連携方法 説明
ネイティブ連携 ツール側で自動参加・録音・文字起こしが完結
ボット参加型 会議にAIボットが参加して録音・文字起こし
手動アップロード 録音ファイルを後からアップロードして文字起こし

リアルタイムで文字起こしを見ながら会議を進めたい場合は、ネイティブ連携またはボット参加型が必須です。手動アップロード型は精度は高いものの、リアルタイム性がありません。

無料プランの制限を確認する

多くのAI議事録ツールは無料プランを提供していますが、以下のような制限が設けられていることがほとんどです。

  • 月間の文字起こし時間の上限(例: 月600分まで)
  • 保存できる会議数の上限
  • エクスポート形式の制限(PDF・Word・テキストなど)
  • チームでの共有機能の制限

無料プランでも十分かどうかは、月に何件・何時間の会議があるかによって変わります。まず無料プランで試し、足りなければ有料プランへ移行するのが賢明です。


議事録AIおすすめ5選

実際に使用したうえで、使いやすさ・精度・コスパを総合して5つのツールを選定しました。

1位: Notta(ノッタ)

日本語対応No.1。国内ユーザーに最もおすすめ

Nottaは日本語特化で開発された議事録AIで、日本国内では最も高い認知度と評価を誇ります。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsのいずれにも対応しており、会議中にリアルタイムで文字起こしされていく様子を画面で確認できます。

主な特徴

  • 日本語認識精度: 業界最高水準。固有名詞・専門用語にも強い
  • 話者識別: 複数人の発言を自動で区別して表示
  • 要約・アクションアイテム抽出: 会議終了後に自動生成
  • 連携: Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Webex対応
  • エクスポート: Word・PDF・TXT・SRT(字幕)など多形式対応

料金

プラン 料金 主な制限
無料 0円 月600分・音声ファイル3MB制限
Pro 1,633円/月(年払い) 制限なし・AI要約付き
Business 2,750円/月(年払い) チーム管理・優先サポート

おすすめ度: ★★★★★

日本語会議が中心の方には迷わずNottaをおすすめします。無料プランでも月600分(10時間)使えるため、まず試してみる価値があります。


2位: Otter.ai(オッター)

英語会議に最強。グローバルチームに最適

Otter.aiはアメリカ発のAI議事録ツールで、英語の文字起こし精度は業界トップクラスです。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとのネイティブ連携に加え、Slack連携にも対応しており、会議後に自動でSlackに要約を投稿することもできます。

主な特徴

  • 英語認識精度: 世界トップクラス。アクセント・方言にも対応
  • ライブサマリー: 会議中にリアルタイムで要約を生成
  • チームコラボレーション: 議事録上でのコメント・ハイライト機能
  • 連携: Zoom・Google Meet・Teams・Slack・Salesforce

料金

プラン 料金 主な制限
無料(Basic) 0円 月300分・ファイル3本/月
Pro $16.99/月(年払い) 月1,200分・高度なAI機能
Business $30/月(年払い) 無制限・管理機能

おすすめ度: ★★★★☆

英語会議が多い方や、グローバルチームでの利用には最適です。日本語精度はNottaに劣りますが、英語では圧倒的な強さを誇ります。


3位: tl;dv(ティーエルディーブイ)

無料で使えるZoom・Meet特化ツール

tl;dvは「Too Long; Didn’t View(長くて見てられない)」の略で、会議の録画・文字起こし・ハイライト抽出に特化したツールです。無料プランでも録画・文字起こし・AIサマリーが無制限で使える点が最大の強みです。

主な特徴

  • 無料プランが充実: 録画・文字起こし・AIサマリーが無制限
  • タイムスタンプ付きハイライト: 重要発言を秒単位でマーキング
  • 多言語対応: 30以上の言語に対応(日本語含む)
  • CRM連携: HubSpot・Salesforceと連携可能

料金

プラン 料金 主な制限
無料 0円 録画・文字起こし無制限・AIサマリー月25回
Pro $18/月(年払い) AIサマリー無制限・CRM連携
Business $59/月(年払い) 高度な分析・専用サポート

おすすめ度: ★★★★☆

コストをかけずに始めたい方に最適です。日本語精度はNottaより若干落ちますが、無料でここまで使えるツールは珍しく、コスパは最高です。


4位: Fireflies.ai(ファイアフライズ)

連携の広さと検索機能が優秀なビジネスツール

Fireflies.aiは会議の録音・文字起こし・要約に加え、過去の会議内容を全文検索できる機能が特徴です。「あの会議でどんな話をしたっけ」という場面で力を発揮します。

主な特徴

  • 全文検索: 過去の会議内容をキーワードで即検索
  • 感情分析: 会話のトーン・感情傾向を分析
  • 広い連携先: Zoom・Teams・Meet・Webex・Dialpadなど
  • API提供: 独自システムとの連携が可能

料金

プラン 料金 主な制限
無料 0円 月800分・AI要約なし
Pro $10/月(年払い) AI要約・全文検索・無制限
Business $19/月(年払い) 高度な分析・チーム管理

おすすめ度: ★★★★☆

過去の会議情報を資産として活用したいチームに特におすすめです。Proプランが月$10と他ツールより安価なのも魅力です。


5位: Microsoft Teams の自動文字起こし

Teams利用企業なら追加コスト0円で使える

Microsoft Teamsには、会議の自動文字起こし・録画・トランスクリプト生成機能が組み込まれています。Microsoft 365のライセンスをすでに持っている企業であれば、追加コストなしで利用できます。

主な特徴

  • 追加費用なし: Microsoft 365ライセンスに含まれる
  • Teamsとの完全統合: 会議終了後に自動でトランスクリプトを保存
  • SharePoint保存: 録画・議事録がSharePointに自動保存
  • Copilot連携: Microsoft 365 Copilotと連携してAI要約も可能

制限・注意点

  • Teams会議専用(ZoomやGoogle Meetには使えない)
  • 日本語精度は専用ツールより劣る場面も
  • Copilot機能の利用には別途ライセンスが必要(月$30/ユーザー)

おすすめ度: ★★★☆☆

Teamsを全社導入している企業には、まず試してほしい選択肢です。専用ツールほどの精度はありませんが、ゼロコストで始められる点は大きなメリットです。


比較表まとめ

ツール名 日本語精度 Zoom連携 無料プラン 有料料金(最安) おすすめ度
Notta ◎ 最高 ○ 対応 月600分 1,633円/月 ★★★★★
Otter.ai △ 低め ○ 対応 月300分 $16.99/月 ★★★★☆
tl;dv ○ 良好 ○ 対応 無制限(AIは月25回) $18/月 ★★★★☆
Fireflies.ai ○ 良好 ○ 対応 月800分 $10/月 ★★★★☆
Microsoft Teams ○ 普通 × 非対応 ライセンス込 追加費用なし ★★★☆☆

ユーザー別おすすめはこれ

日本語会議が多い方

Notta一択です。

国内の会議文化(敬語・業界用語・社名など)に最も最適化されており、文字起こし後の修正コストが最小で済みます。月600分の無料プランから試し、足りなければProプランへの移行を検討してください。

英語会議が多い方

Otter.aiを強くおすすめします。

英語の認識精度と話者識別はOtter.aiが最も優れています。グローバルチームでの共同作業機能(コメント・ハイライト共有)も充実しており、英語ベースの業務フローにスムーズに組み込めます。

Teamsを使っている企業

まずTeams組み込み機能を試し、不足があればNottaを追加するという二段構えがおすすめです。

Teamsの組み込み機能で録画・トランスクリプトを管理し、精度や要約機能に不満があればNottaをZoom/Meet会議用に導入するという使い方が、コスト効率の面でも合理的です。


よくある質問

音声データのセキュリティは安全か

主要な議事録AIツールは、いずれもSOC 2認証取得・通信の暗号化(TLS 1.2以上)・データの暗号化保存といったセキュリティ対策を実施しています。

ただし、会議の内容がクラウドサーバーにアップロードされることには変わりないため、機密性の高い情報(M&A・個人情報・未公開の経営情報など)を含む会議での利用には注意が必要です。

企業利用の場合は、各ツールのプライバシーポリシーとデータ保管場所(国内サーバーか海外サーバーか)を事前に確認することをおすすめします。Nottaは日本企業(株式会社Notta)が運営しており、日本の法律に準拠した個人情報管理を行っています。

無料で使い続けられるか

tl;dvは録画・文字起こしが無制限で無料なため、AIサマリー機能(月25回制限あり)を多用しなければ無料で使い続けることができます。

NottaとFireflies.aiも、月の会議時間が制限内に収まれば無料プランで継続利用可能です。

ただし、チームでの共有・エクスポート形式の多様化・CRM連携などを必要とする場合は、有料プランへの移行が現実的です。まずは無料プランで1ヶ月試してみて、運用上の課題を確認してから判断することをおすすめします。


まとめ

AI議事録ツールを使えば、会議後の議事録作成にかかる時間を大幅に削減できます。本記事で紹介した5つのツールをまとめると以下の通りです。

  • Notta: 日本語会議に最強。国内ユーザーのファーストチョイス
  • Otter.ai: 英語会議・グローバルチームに最適
  • tl;dv: コストをかけずに始めたい方に。無料プランが最充実
  • Fireflies.ai: 過去会議の検索・分析を重視するビジネスチームに
  • Microsoft Teams組み込み: 既存のTeams環境をそのまま活用したい企業に

まずはNotta(日本語重視)またはtl;dv(コスト重視)の無料プランから始めてみることをおすすめします。実際に会議で使ってみることで、自分のチームに合うツールかどうかが明確になります。

議事録作成にかかる時間をAIに任せて、本来の業務に集中しましょう。

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